北海道白老牧場と稲WCS生産組織「田藁屋」の耕畜連携が開始されました。
2023年04月08日
このたび北海道で新たな耕畜連携がスタートしました。
敷島ファーム白老牧場では2023年5月より牛ふんペレット堆肥の製造販売を開始します。ペレット堆肥は、特殊な機材を使わずに施肥ができることから小規模農家でも使いやすく、圧縮され輸送もしやすいなどの特徴があります。
近年は肥料が入手しづらい点や循環型農業の普及により、引き合いが高まっています。新たにスタートする耕畜連携も牛ふんペレット堆肥の特徴を活かした取り組みになります。
JAいわみざわ管内の個人と生産グループの全26戸により稲WCS生産組織「田藁屋(TAWARAYA)」が発足されました。敷島ファーム白老牧場の耕畜連携はこの「田藁屋」との連携になります。
「田藁屋」では、敷島ファームが製造する高品質な牛ふんペレット堆肥を利用して発酵粗飼料(WCS/ホールクロップサイレージ)用稲を栽培します。
収穫した飼料稲WCSは敷島ファームに供給され、敷島ファームではその飼料稲WCSを利用して牛を育てます。
飼料稲WCSで飼育している牛からは日々牛ふんが排出されます。その牛ふんから製造されたペレット堆肥は「田藁屋」の圃場へ・・・という循環型農業になります。
初年度は12haで約1200個のロールを生産し、敷島ファームへ全量供給の計画となっています。今後の進捗は活動報告にてお伝えしていきます。
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