ゼロカーボンビーフへの道 Ⅳ　〜温室効果ガス排出量管理クラウドサービス「アスゼロ」導入〜

敷島ファームではゼロカーボンビーフ実現に向けて、農林中央金庫と温室効果ガス（GHG）排出計測と削減に関するコンサルティング契約を締結いたしました。

本プロジェクトの一環として、自らが排出するGHGのより詳細な計測と、削減の見える化を推進するために、このたび株式会社アスエネ社のGHG排出量管理クラウドサービス「アスゼロ」の導入を決定しました。

「アスゼロ」は国際基準規格のGHGプロトコルを基に、牛から発生する直接排出・スコープ１、電気利用等の間接排出・スコープ２、スコープ２に含まれない飼料調達や牛の輸送配送、従業員の移動に伴う排出などの間接排出・スコープ３を計測し、GHGの見える化を実現いたします。

農畜産業、特に養牛はGHG排出量が多いとされており、ゲップによるメタンガスが環境に及ぼす影響などについて話題になっておりますが、計測や削減に関しては未開拓の部分が多く、取り組みも確立されていないものが多いのが現状となっております。

敷島ファームではGHGプロトコルに基づく計測方法により、排出量の見える化を推進するとともに、農林中央金庫、アスエネ社、各研究機関との提携や共同研究を通して、より精度の高い排出量の計測と、GHG削減を進めてまいります。

敷島ファームでは、しっかりとした実績を伴う方法によりゼロカーボンビーフを目指していきます。